仕事が嫌いになる原因とは?|仕事が嫌いと感じる人へ原因と対処法を紹介!

転職までの悩み

自分の仕事があまり好きではない、嫌いなどと感じ、日々を過ごしている人も多いのではないでしょうか。そんな方の中には、仕事が嫌いで辞めたい、どうにか現状を変えたいと悩む方も多いと思います。

仕事に対する不満を抱えることは、社会で働いていれば当たり前のことです。しかし、生活していくためにはある程度マイナスの気持ちと折り合いが必要になります。

そんな時に役に立つのが、自分の感覚がズレていないか普通の人が仕事が嫌いと感じるシュチュエーションを知ることと、人が動物として嫌いと言う感情をどのようなときに感じるのかという根本を理解することです。

この記事では、仕事が嫌いと感じる8つのシュチュエーション、心理学的に人が何かを嫌いになる原因、そしてその解決策・対処法を紹介します。

【この記事で分かること】
仕事が嫌いと感じる8つのシュチュエーション(詳細はこちら
人が何かを嫌いになる心理学的な原因(詳細はこちら
仕事が嫌いと感じたときの具体的な5つの対処法(詳細はこちら

仕事が嫌いと感じる原因と対処方法とは?

嫌いという感情は、自分の中の満たされない思いや整合性のとれない・理解できないことに対する不安など、表面的に出てこない無意識下の感情に反応して生まれてきます。

そもそも、嫌いという感情は自分の心を守るための防衛機能的な役割を担っています。また、嫌いと言う感情はそれだけ自分にとって大切でこだわりをもっている価値観をを露見する鏡のような性質を持っているのです。

このような嫌いと言う感情に対し上手に付き合う方法として、意味付けを丁寧に行うという方法が効果的です。具体的に意味付けを丁寧に行うためには以下の3ステップを踏むことが大切です。

  1. 仕事が嫌いと感じやすい状況を理解する
  2. その状況に感じている自分の感情や達成したいことを言語化する
  3. 自分が達成したいことを最も実現しやすい手段を自分でコントロールできる範囲で考え、実行する

上記のように嫌いに対し、知識をつけ、自分の意識をより具体的にしていくことが最も効果的な対処法になります。それぞれのステップがスムーズに進むよう必要な情報を後述していきます。

仕事が嫌いと感じる8つのシュチュエーション

それでは、まず社会人が仕事が嫌いと感じやすい8つの状況を具体的に紹介します。紹介する状況を通して、仕事を嫌いと感じる一般的な傾向をつかんでいきましょう。

自分が感じている理不尽や不満などは社会全体でみるとどうなのかを把握するために読み進めてみてください。

1.望まぬ長時間労働がある

終電ギリギリまでの勤務や休日も休むことを優先して何もすることができない状態など、望まぬ長時間労働がある場合に仕事がどんどん嫌になっていきます。

疲労や焦燥感は生命の危機に直結するため、仕事が原因で疲労を貯め込むと体が拒絶反応を起こし、精神的にも嫌悪感が増します。また、”~したいのに出来ない”という状態に陥りやすく、満たされない思いを持った状態を継続し続ける精神的にも非常に不健全な状態になりやすい状況になります。

そもそも、人間は同じことを継続して行い、脳の同じ領域を使い続けると脳の疲労は回復せずに蓄積していき、飽きや疲れを感じやすくなるように出来ています。

そんな中、望まぬ単純作業によってリフレッシュできずに疲れを蓄積しながら日々を過ごしていくことで、仕事という行動自体に拒否反応を起こし、嫌いになってしまうということが頻繁に起こっています。

2.社内の人間関係が良くない

社内の人間関係が悪いことは、精神的な負担が大きくなることを原因として、身体的に動けなくなる場合や満たされない感情を継続して味わう場合に仕事に対して嫌いという感情を感じやすくなります。

自分が必要だと思いお願いした仕事をこなしてもらえない、陰口をたたかれる、自分を認めてもらえないという感覚は誰もが1度は感じるものです。

しかし、そのような自分がコントロールできない行為に対する不満を、自分の中にストレスとして溜め込んでしまうと体が生命活動の危機を感じ、無意識にその行為を避けるように嫌いという感情が出てきてしまします。

3.責任の大きな仕事へのプレッシャーが大きい

責任の大きな仕事へのプレッシャーにより、日々自分の理想や求められる成果とのギャップを感じ、満たされないことが仕事への嫌悪感にすり替わることもあります。

成果を出し続けなければ、今の立場でいられない・生活を守ることが出来ないという強い不安から無理を続けてしまい、いつの間にか仕事をすること自体が嫌になっていきます。

仕事は生きていくための糧を得るための手段であるはずなのに、いつの間にか目的と手段が入れ替わり、自分を守るために行動自体を否定するようになってしまうのです。

4.生活環境が変化して今まで通りの仕事ができない

結婚や昇進など自分の環境が変化し、仕事のやり方や生活スタイルを大きく変えなくてはならない不安を感じたときに仕事への嫌悪感も感じやすくなります。

生活環境の変化は多かれ少なかれ負担となるため、その負担に対して解消されない苛立ちや日々の生活に追われ満たされない感情を蓄積してしまいます。

そのような状態が続くと、自分の不満をぶつける大きな枠として仕事が良くない、仕事が嫌いだという感情を抱きやすくなります。

5.仕事の内容が自分と合わない

仕事ができない、やりにくい、自分で進める上で価値を感じないなど行う業務自体にミスマッチを感じることがあると思います。

人間は機械ではないため、人によって得意なことや成果が上がりやすいことに関して大きな差が出ることは仕方のないことです。そんな中、自分に合わない作業を続けて出来ない事実を突きつけられ続けると、どんなにメンタルが強い人でも心が折れてしまうことがあるでしょう。

仕事を上手くこなせず、自分の組織における価値を感じられない心が満たされない状態が続くと、社会性をもつ生き物であるわれわれ人間は自分の存在の価値を認識し、保つために嫌いという感情を使って自分の心を守ろうとするのです。

6.企業風土・社風が自分と合わない

会社の方針がコロコロ変わる、理屈に合わない強引な営業活動など会社が利益を出すために取っている方針や社風が自分に合わないと感じる場合もあるでしょう。

そういった場合、組織の中にあってもいつも自分の中に違和感や疎外感を感じるようになってしまいます。人は社会の中で生きるように出来ている生き物であるため、疎外感などの感情は生命の危機的状況と酷似して脳が理解します。

そのような感覚を感じ続けると自分自身を守ろうと無意識に会社自体に対して嫌いと言う感情や嫌悪感を抱くようになるのです。

7.評価制度が明確ではない、理不尽

評価制度が明確でなく理不尽な評価がなされるなど、自分自身の評価に周囲の評価が合致しない場合や整合性が取れない場合に人は違和感を感じ、仕事に対しての嫌悪感を積み重ねることがあります。

そもそも、人は自分にとってやりきれない事実や結果が出てきたときに、自己防衛のために無意識にその事実を否認し、自分にとって筋が通るように合理化する考え方を作るように出来ています。

そのため、自分はもっと評価されてもいい・良い生活や社会的地位を得たいという思いの矛先が、評価制度や自分を認めない周囲に向いた時に、仕事全体に対し嫌いという感情が支配してしまうのです。

8.苦手な人とも付き合わなくてはならない

仕事をしていると、強引な対応をする人、意味を説明せず仕事だけを振ってくる人、自分に対する陰口を言う人、何度自分からお願いしても自分の要求を聞いてくれない人など自分自身が苦手な人とも付き合わなくてはならないこともあります。

そのような人に関わって自分の時間を浪費する時間が多くなると、上手く進まない事実が積み重なることで精神的に摩耗し、このような人と付き合わなくてはならない仕事という行為自体が嫌になってきてしまいます。

自分が思い描いている成果や動きとのギャップが生まれ満たされない気持ちが積み重なっていった結果、仕事という行為自体に嫌いという感情を抱くようになっていくのです。

人が何かを嫌いになる心理学的な原因

では、そもそも人間が何かを嫌いになるという感情はどのような原因から生まれてきているのでしょうか。ここでは人間が何かを嫌いになってしまう心理学的なメカニズムを説明します。

基本的に嫌いと言う感情は自分の中で、生命の危機を回避する防衛本能や満たされない感情がある場合にその対処方法として無意識に現れる感情です。嫌いという感情を呼び起こす根幹となるものは以下の4つになります。

  1. 自分に危害が及ぶなどの恐怖
  2. 自分に出来ないことを周囲が簡単に行ってしまうことへの嫉妬
  3. 自分が日ごろから守るように努めていることを平気で破る周囲への軽蔑
  4. 自分の日ごろの言動や行動を見たときに感じる認知的不協和

それぞれの原因について詳しく後述していきます。

1.恐怖の感情による嫌い

人が嫌いと感じる原因として最も単純で分かりやすいのが身体的、精神的な負担が大きい恐怖という感情からくる嫌いです。仕事をすることで暴力を振るわれる、罵声を浴びせられるなど自分に負担がかかる行為を回避するために嫌いという感情を無意識に使います。

自己防衛本能による行動の回避について、自分自身でも納得した意味付けをするためにも「~は嫌い」という感情を上手く使って恐怖を呼び起こす行動を回避し、心のバランスを取っているのです。

また、ここでいう負担は受け手の許容量によって大きさに違いがあるため自分が大丈夫だから周囲も同じ量の負担をこなせるということは絶対にないので注意してください。

2.嫉妬による嫌い

自分にはない良い所を周囲が持っている相手などについてついつい嫉妬してしまうことがあるのではないでしょうか。嫉妬という感情は人に対して感じるものは分かりやすいのですが、行動についても感じているのです。

例えば、料理を誰かに作ることなどを想定すると分かりやすいです。自分が時間をかけて作った料理が想定していたよりおいしくなかった場合、また料理をしようや料理が好きだと感じにくいのではないのでしょうか。

仕事が自分の想定した評価や賞賛などを満たさない場合に、無意識に自分の中で嫉妬を感じ、その憤りを解消するために、その行動自体を嫌いという言葉を使って否定し、自分のすることで心のバランスを保っているのです。

3.軽蔑による嫌い

自分自身が大切にしていたり、生活の中で染みついているルールなどはないでしょうか。例えば、”電車の中で通話をしない”、”時間を守る”など社会で生活する上で当たり前だと言われていることです。

この当たり前と感じている個人の常識を周囲の人が破ったり、仕事を進める上で達成されないことが多い場合に無意識にあなたが常識を守らない人や出来事に対し、軽蔑による嫌いを使います。

そこには、いつも「~であるべきだ」という自分の固定観念が隠れており、その感情が満たされない時のフラストレーションに対して、脳が無意識に”嫌い”という感情を彷彿とさせることによって自分の心を納得させ、ストレスから体を守っているのです。

4.認知的不協和による嫌い

人は自分自身のこれまでの行動や考え方と一致しないものに大きな違和感を感じます。この自分の考えと一致しない事実が出てきたときに、新しい事実を否定するために嫌いと言う感情を使い合理化します。

認知的不協和による嫌いは、自分自身の考え方の正当性を守り、社会的立場や自分の生き方を保つ防衛本能を基盤として生まれて来るのです。

仕事が嫌いと感じたときの具体的な5つの対処法

上述した通り、仕事が嫌いという感情は生命活動を脅かす恐怖や自分自身の満たされない気持ち・不満の蓄積によって生まれてきます。

仕事が嫌いという感情は自分を守るために必要な感情なので無理に切り捨てようとする必要は全くありません。大切なのは嫌いという感情を受け入れ、上手に付き合う自分なりの方法を身に付けることです。

仕事が嫌いになる状況や原因を加味した嫌いという感情と上手く付き合うための具体的な方法は以下の5つになります。

  1. 自分が怖いと感じることの危険度を具体的にする(生命危機への客観的判断)
  2. 自分の望みや憧れを言葉にし、具体的な未来の目標を作る(不満蓄積の回避)
  3. 自分の頑張りに対する目に見える対価を自分で用意する(無意識の不満蓄積の解消)
  4. 多様性を受け入れる、色々な人の考え方を知る(周囲の考えとのギャップの解消)
  5. ありのままを受け入れる、完璧主義を捨てる(自分で作った高いハードルとのギャップの解消)

それぞれの対処法について詳しく説明していきます。

1.自分が怖いと感じることの危険度を具体的にする

まず、紹介する対処法が自分の怖いと感じる感情の危険度を具体的にしていくことです。仕事で罵声や暴力などを受けることがある場合に、その行為で自分の命がどれほど危険な状態になるのかを文字にしていきます。

具体的には、罵声を浴びせてくる相手は自分を会社から追い出す権限があるのか、会社で孤立した場合の精神的な辛さを肉体的な辛さ、その環境にいることで得られる安全と離れた場合にどうなるのかなどです。

自分自身が辛い状態にいるときでも、これらを少しずつ言葉にして事実だけを見つめていくと、案外気にする必要のないことだと気が付くことや行動を起こさないと危ないと判断することが出来るようになります。

2.自分の望みや憧れを言葉にし、具体的な未来の目標を作る

次に紹介する対処法として、自分の望みや憧れを言葉にし、具体的な未来の目標を作ることです。人は自分の明るい未来が見えていないことに対して、不安や焦燥感を感じ、慢性的に不満を貯めやすくなります。

そのような状態を解消して、自分の仕事や日々の生活の意味を把握することで自分の中に不満を感じにくくする状態を作ることが出来ます。この目標を立てる時のポイントは、大きな目標1つと大きな目標を達成するために必要で達成しやすい小さな目標を複数立てることです。

日々の生活や仕事が、自分の望みに対する確実な一歩となっていることを実感しながら仕事を行うことでさらに不満蓄積を防ぐことが出来ます。

3.自分の頑張りに対する目に見える対価を自分で用意する

次に紹介する対処法として、自分の頑張りに対する目に見える対価を自分で用意することです。

これは自分自身での頑張りを形あるものとして残すことで、自分の行動に対して自信をつけ、上手く行かない時などに無意識に自分自身への不満ややるせなさを解消する意味を持ちます。

対価は形に残るものならば何でも良く、達成できたことを紙に書き出し貼りだしていくだけでも良いです。

重要なのは自分が時間をかけて行った行動がしっかりと報われるていくという事実を残し、無意識に不安やギャップを蓄積する状態を防ぐことなのです。

4.多様性を受け入れ、色々な人の考え方を知る

次に紹介する対処法は多様性を受け入れ、色々な人の考え方を知るということです。人は知らず知らずのうちに自分の常識を他人に押し付けて生活し、その違いに対し不満を感じているためです。

このような不満を貯め込み続けると、その不満を解消するために周囲の人や環境を否定するようになってしまいます。

これは、考え方の違いによって自分のこれまでの生き方や価値観を否定されているように感じ自分を守ろうとするときに起こる嫌悪感なのです。

このような感情と上手く付き合うためには、様々な考え方や生き方に触れ、多様な生き方の知見を自分の中に蓄積することが最も効果的です。

それぞれの生き方・正しさがあり、1つの正解などないと納得できると自分の中にギャップを感じにくくなっていきます。

5.ありのままを受け入れ、完璧主義を捨てる

次に紹介する対処法は、ありのままを受け入れ完璧主義を捨てるということです。これは日本人に多いのですが、実際はたくさんの選択肢があるにも関わらず、自ら正解を絞り過ぎて自分を苦しめてしまい嫌いという感情を強く意識してしまっている場合があるのです。

完璧主義は何かのクオリティを高める上でとても重要な発想ですが、自分の可能性を狭めるような使い方はとても勿体ないです。そのような人は自分のハードルを上げ過ぎて、無意識に自分の中に不満をためやすい状態になってしまいます。

無意識にハードルを上げ過ぎないためにも、1度で完璧を目指すのではなく、事実を確認し着実なアップデートを繰り返していくような上手な完璧を目指せるようになると、嫌いと上手く付き合えるようになります。

まとめ

嫌いと言う感情の原因と対策について解説してきました。心理学的な要因を整理してみると嫌いと言う感情の前には、自分の中に満たされない出来事やきっかけとなる思いがあるものです。

嫌いという感情を具体的にして、最も自分の思いを満たしやすい行動を選択していくことで、仕事が嫌いと感じ辛い日々を送る生活を脱出するヒントとなります。

仕事への感情を通して、自分自身を見つめ最も快適に自分を満たせる方法を見つけていってください。

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